2017年11月23日木曜日

第1回秩父美の山チャレンジヒルクライム その2

この秩父美の山チャレンジヒルクライムはショートヒルクライムレースということもあり参加者はあまり多くないだろうと思いました。

そもそもMTB部門がある舗装路のヒルクライムレースなんて近場ではツールドつくばぐらいしか知りません。

数少ないMTB部門のある大会に出場しないのは勿体無い話です。


そして第1回大会ということなので、できることならこの大会に自分の名前を残したいという気持ちが湧いてきました!

とは言うもののMTBのヒルクライムレースなんて初めてだしどんな選手が出てくるかわからないし、どれくらいのペースで走るのかもわかりません。

それでも何とかやってやろう!って気持ちだけは負けたくなかったです。

なので自分のやれるだけのことはやってから挑もうとトレーニングをやってきました。


このコースですがザックリというとスタートとゴール前あたりの勾配がきつく中間は緩めの勾配です。

私の作戦は、スタートでトップにできるだけ我慢して付いて行きながら中間の緩いところで余力を残して最後のゴール前で力を出し切り順位を上げる。

あくまでもタイムじゃなくて順位にこだわることに集中です。

それでも優勝出来なかったらしょうがない、ただの力不足と認めるだけです。




スタートですが、時間短縮?のため女子ロードの選手とスタート前にパンクをして修理をしていた男子ロード選手ひとりとMTB部門選手の同時スタートになり予定よりも10分早くなりました。

なんともゆるい感じです。(^ ^)


いよいよスタート!


男子ロード選手ひとりと女子ロード選手ひとりが飛び出しました。

私もつられて飛び出してしまいました。

MTB選手が来たらついて行くぞ!と意気込みながら準備OK!

あれ?

おかしい!

気配が感じられない。

MTB選手が誰も飛び出してこない。

一瞬戸惑いましたが、出てしまったのでこのまま行くことに・・・・。

後ろの気配に集中しながらいつ追い抜かれても対応できるように淡々と上っていきます。


スタートから2kmほど走ってあまりにも不安になったので恐る恐る後ろを見ると50mぐらい離れたところにMTB選手ひとりいるだけでした。

このあと勾配が緩くなるので一気に追い抜かれるんじゃないかと心配になりながらも後ろの気配に集中して走りました。


いよいよ勾配が緩くなってきたので余力を残しながらもスピードを上げていきます。

いつ追い抜かれても対応できるように注意しながら上っていきます。


来ない?

あれ!

追いついてきません。


そして後半のつづら折れのところで後方を確認すると誰もいません。

このときやっと自分がトップをひとりで走っていることが分かり優勝が現実を帯びてきました。(^ ^)

そうと分かれば、2度とないかもしれないチャンスを取りこぼさないように丁寧に上っていくことに集中です。

マシントラブルや落車などしたらもとうこうもないですからね!

とにかく丁寧に丁寧に上っていきました。


ゴール前のつづら折れのところで後方を再確認、ここでやっと実感しました。

あとは淡々と上ってゴール!

ゴールをしたとき、ヤッター!と心の中で叫びました。(^^)v

2位の選手と3分ほど差がひらいていました。



第1回秩父美の山チャレンジヒルクライム

MTB部門 優勝

表彰式、真ん中の1番高い台にあがったときはもう嬉しくて嬉しく、まさに至福のひとときでした!(^^)v

第1回大会に自分の名前を刻むことを目標にトレーニングをやってきて実現できました!

トレーニングは無駄ではなかった、続けてきてよかったとつくづく実感できたレースとなりました。(^ ^)

帰りは優勝のご褒美として高速道路を使って帰りました。

出場されたみなさん・運営のみなさん、お疲れ様でした。


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