一漕ぎ目で調子がいいのがわかりました。
MTBの選手がひとり飛び出しました。
私も反応して飛び出して追いかけます。
いい感じ、しかも力がみなぎっている感覚がありました。
ニヤニヤしながら追いかけました。
しばらくして、あれっ!
ヤバイ!
ギヤが・・・。
足りない!
私のMTBはフロントシングル 30T リヤは11T-36Tです。
30T×11Tで走っていました。
まさかのギヤが足りずに速度が上げられず、先頭集団にいるにはケイデンスをあげて速度を出さないと無理な状態でした。
短時間だったらハイケイデンスでも大丈夫ですが、持続するとなると心拍数が上がりすぎてオーバーヒートになってしまいます。
少しだけ頑張ってみましたがあきらかに心拍数が上がりすぎているのを実感。
悔しかったのですが先頭集団からさがることにしました。
この時点で表彰台はあきらめることに・・・。
先頭集団から離れるとドラフティングなどの恩恵がなくなるので辛い展開になるのは目に見えていました。
気持ちを切り替えて入賞を目指します。
一度上がり過ぎてしまった心拍数との戦いです。
いかに走るペースを落とさずに心拍数を下げるかに集中です。
なかなか同じくらいのペースの選手が見つけられずひとり旅。
数台のMTBに抜かれましたが、焦らずに身体の回復に努めました。
5kmぐらい走ったところでやっと身体が少しずつ言うことを聞いてくれるように。
ここからペースアップです。
焦らずジワジワとペースアップしながら先ほど抜かれたMTBの選手達を追いかけます。
12kmぐらいで抜かれたMTBの選手をひとり残して抜き返しました。
ハーフコースは約15kmなので、残り3kmほどであとひとり抜きたいところ。
最後のゴール前の余力を残しながら、傾斜の緩いところで速度を上げていきます。
追いつけそうで追いつけない!
キツイ時間が続きます。
残り1.5km付近でチラッと後方を確認したらロードの選手の後ろにMTBの選手がひとり隠れているのがわかりました。
残り1kmでまた後方を確認すると先ほどと同じでした。
あきらかに私を抜くチャンスをうかがっているのが分かりました。
前の選手に追いつけなくとも後方から抜かれることだけは避けたい!
ゴールまで残りどれくらいになったらスパートするか考えていました。
しかし、急に脚が動かなくなってしまいました。
あれっ!
どうしたんだ!
立ち漕ぎしても全くダメでした。
焦りました!
ゴールはもうそこなのに・・・しかも後方から狙われているのに・・・。
もう無我夢中で漕いでみたもののダメ!
案の定、MTBの選手に抜かれてゴール。
やられた〜。
悔しすぎます!
なんとなく嫌な予感していました。
リザルトを確認。
フラットバー部門 7位/17人
入賞は1〜6位まで。
はぁ〜。
悔しいなぁ〜。
経験不足が浮き彫りになりました。
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