2019年6月13日木曜日

2019 春のSDA王滝 20kmレース その3

辛くても力を抜かずに上ってきた甲斐あって、誰一人抜かれることなく上りのピークまでこれました。(汗)


ここからはいよいよ私の苦手な下りの始まりです。(苦笑)

ゴール付近まで急勾配な下りが続きます。

この時点ではまだ3位

ここまでいい展開が続いています。


問題はここから!

カーボンリジッドフォークは上りでは軽くなるというメリットがありますが、下りではサスペンションがないためデメリットしかありません。

下りが苦手な私が上りで有利になるためのセッティングなので納得はしています。

あとはゴールまで4人以上抜かされない!

そうすれば6位入賞になります。


そしていよいよ下りに突入!

いや〜思っていたよりも下り傾斜がキツイなぁ〜。

ヤバイなぁ〜。(冷汗)

後ろから抜かされたくない!


バイクをコントロール出来るギリギリの速度まで上げて下ります。

正直、コースが分からなく速度が速いのと42kmスタートの選手がたくさん前を走っていて道幅も広くないので最善のコースを選んで下るというのは非常に難しい状態でした。


ただこの日は、下りなのに気持ちに余裕があって前方のコースがよく見えていました!

丸めな石・尖った石・コースのくぼみや前方を走っている選手。

そしてコースの感じや下りの傾斜の感じで、バイクコントロール出来なくなりそうな気がしたら自然とブレーキをかけて速度を落としていました。(^^)


また、リジッドフォークなので路面に合わせて腕・肘・上半身を柔らかく使って路面からのショックを吸収しながら細心の注意を心がけて下りました。


しばらくして不思議な感覚か・・・。


下りで岩がゴツゴツしていて走りづらいはずなのに、路面を滑るように下っているような感覚になってきて速度もどんどん速くなっていきました!

だからといってコントロール出来る速度を超えた感じはなく余裕もありながら速くなった感じでした。


もうここからは楽しくて楽しくて♫(^^)

コーナーで減速する以外はほぼノーブレーキ、下りなのに踏み込んでもっと加速したり、速度は速くなってきてるけどバイクをコントロール出来るし、しかも凸凹な路面なはずなのにスムーズで腕は全く痛くない。(^^)


下りで42kmスタートの選手をバンバン抜かしていきました。


そうこうしていると、一瞬の出来事でしたが目の前に先ほど千切られてしまった前回20km1位の選手が現れ追い抜いていました!

おっ!!

この時点で2位


まさか追い抜けるなんて思っていなかったので、一気にヤル気がでました♫


その後も力を抜かずバイクコントロール出来る速度を維持しながら下りました。

ゴールまで残り500m

ここまで誰一人も抜かれていません。


ここでなんとなく気になって振り返ると先程追い抜いた前回20km1位の選手が追い上げてきていました。

気づいた私もすぐスプリント開始!


SDA王滝のゴールは速度を落として止まれる速度でゴールするようにと言われています。


ゴール直前で速度を落とし追ってきていた選手も速度を落とし2人で紳士的なゴールをしました。

タイム差なし、バイク1台分ぐらいの差があったかどうかだと思います。

私はゴールの時、自然と右拳をあげガッツポーズをとっていました。




SDA王滝 20km 総合2位

やりました!


総合6位以内を目標に取り組んできましたが、まさか2位になるとは・・・。

またひとつ、夢というか目標を達成することが出来ました!

MTB聖地的な王滝で結果を残すことが出来たことは、MTB好きな者として堪らなく嬉しいです。♫(^^)




あとで知ったスピードと高度のデーターですが、後半の下り区間の速度が自分でも信じられないくらいの速度で下っているのがわかりました。

最高速度 45.4km/hまでで出ました!(^^)

苦手な下りが楽しく攻略出来たのは、SMPで下りの基本を教えてもらったからだと思います。

何事も経験なんですね!(^^)


今大会の運営のみなさん 参加されたみなさん

お疲れ様でした。(^^)


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